神経性不安障害とは

誰しも時々緊張したり不安を感じますし、日常的に多少の不安を抱えている人は多いです。適度な不安は生活の中で必要な警戒心であり、むしろ役立つこともあります。しかし、その不安が日常生活に支障をきたすほど強く、持続的である場合は問題です。日々圧倒的な不安を感じる場合は、専門家に相談することが重要です。

全般性不安障害(GAD)

金融や健康など、コントロールできない事柄に対して「心配性」と自称する人は多いですが、日常的に過度で現実的でない心配が続くと全般性不安障害の可能性があります。根拠のない災害予測や最悪の結果を常に想定するのが典型的な症状です。女性は男性の約2倍の頻度で発症します。

強迫性障害(OCD)

男女問わず同等に見られる強迫性障害は、侵入的で不快な思考(強迫観念)と、それを抑えようとする行動(強迫行為)から成ります。患者は自分の行動が非合理的であると認識しつつ、止めることができません。例としては、細菌への過度な恐れからの頻繁な手洗いや、不要なものを大量に保管する症状があります。

パニック障害(パニック発作)

子どもの所在が不明になるなど、明確なストレス要因があるときにパニック発作が起こることはありますが、明確な引き金がなく突然発作が起きる場合はパニック障害が疑われます。発作時には迫り来る危機感や制御不能への恐怖が伴います。女性の発症率は男性の約2倍で、約3人に1人が広場恐怖症(外出が困難になる恐怖)を併発します。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)

トラウマとなる出来事の体験や目撃は誰にでも起こり得ますが、PTSDの患者は長期間にわたり深刻な心理的影響を受けます。フラッシュバックや悪夢が頻繁に起こり、他者から孤立した感覚に陥ります。女性の方が男性より罹患しやすく、特に性的暴行が主要な引き金となります。

社交不安障害(社交恐怖症)

プレゼンやデート前に緊張するのは誰でも経験しますが、社交不安障害の人は他者からの否定的評価への過度な恐怖が常に付きまといます。症状は選択的で、例えばプレゼンは得意でもパーティーに出るだけで身体的な不調を感じるといったケースがあります。

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