急性ストレス障害(ASD)の解離症状と特徴
急性ストレス障害とPTSDの違い
急性ストレス障害(ASD)は、外傷的出来事後に起こる症状で、PTSDと非常に似ていますが、症状が持続する期間が異なります。ASDの症状は最大4週間で自然に消失しますが、4週間を超えて続く場合はPTSDと診断されます。
解離のスペクトラム
解離はさまざまな精神障害に見られます。最も典型的なのは解離性同一性障害(DID)で、複数の別個の人格が存在し、生活の中で異なる機能を果たします。DIDは極めて稀なケースです。
出来事の記憶喪失
外傷的出来事の被害者すべてがASDを発症するわけではありませんが、発症した人は出来事の詳細を思い出すのが困難になることがあります。例えば、自然災害の被害者が避難経路を思い出せないことがあります。
時間感覚の乱れ
ASDでは、時間帯の記憶が抜け落ちることがあります。ある場所にどうやってたどり着いたか、ある服装になった経緯などが思い出せないことがあります。
脱人格化(デパーソナリゼーション)
脱人格化は自分の身体から離れた感覚を指します。ASD患者は自分を外から眺めているように感じたり、ロボットのように自動操縦状態にあると表現することがあります。
治療法
ASDの症状は時間とともに自然に軽減することがありますが、長引く場合はストレス低減エクササイズを含む心理療法が推奨されます。また、他の健康問題を除外するために身体検査を受けることも重要です。
