不安と不眠症の治療薬の種類
不安と不眠はしばしば同時に現れ、治療にはさまざまな薬が用いられます。症状や生活スタイルに合わせて最適な薬を選ぶためには、必ず医師と相談しましょう。
選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)
セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)は、シタロプラム(Celexa)、エスシタロプラム(Lexapro)、フルオキセチン(Prozac)、フルボキサミン(Luvox)、パロキセチン(Paxil)、ゾロフト(Zoloft)などがあります。1日1回服用し、効果が現れるまでに3〜4週間かかります。長期的に使用すると不安が軽減し、二次的に睡眠パターンも改善されます。
ベンゾジアゼピン系薬剤
ベンゾジアゼピン系薬は、アルプラゾラム(Xanax)、クロナゼパム(Klonopin)、ジアゼパム(Valium)、ロラゼパム(Ativan)などがあります。必要に応じて使用することも、定期的に服用することも可能ですが、依存性や乱用のリスクがあるため、医師の厳密な管理が必要です。
処方睡眠薬
DEA(米国薬物取締局)管理下にある処方睡眠薬としては、トリアゾラム(Restoril)、エチゾラム(Halcion)、ゾルピデム(Ambien)があります。依存性が低いとされるロゼレム(Rozerem)やエスゾピクロン(Lunesta)も選択肢に入ります。
抗精神病薬
重度の不安や睡眠障害が、うつ病や統合失調症など他の精神疾患に起因している場合、アビリファイ(Abilify)、ジプレキサ(Zyprexa)、サイロカル(Seroquel)、リスペリドン(Risperdal)、ジオドン(Geodon)といった抗精神病薬が併用されることがあります。
市販薬・サプリメント
市販の抗ヒスタミン薬(ベナドリル)やメラトニンなどのサプリメントは、軽度の睡眠障害に有効です。特にベナドリルは入院中の子どもの不安を抑える目的で使われることがありますが、使用は必ず医師の指導のもとで行ってください。
