ステージ恐怖症はなぜ起こるのか?

ステージ恐怖症とは?

ステージ恐怖症(glossophobia)は、観客の前で演奏やスピーチをする際に感じる緊張、不安、恐怖、恐怖症です。観客はライブである必要はなく、テレビ出演や数人の前でも発症します。誰にでも起こり得る比較的一般的な恐怖症です。

ステージ恐怖症が起こる理由

主な原因は自信の欠如で、緊張や恐怖として現れます。観客の期待に応えられない不安や、失敗への恐れも関与します。体内でアドレナリンが放出され、心拍数上昇や呼吸促進が起こります。1985年の『Journal of Humanistic Psychology』の研究では、以下の5つがステージ恐怖の要因とされています。

  • 自分を評価できる重要人物がいると想像する。
  • 目の前で失敗する可能性を考える。
  • 失敗を避けるためにうまくやらなければならないと感じる。
  • 自分がうまくやれるか不確かだと感じる。
  • 自分の行動や見た目に過度に注意を向ける。

ステージ恐怖症の症状

症状は人それぞれです。アドレナリンの影響で呼吸が速くなり、心拍数が上がり、手足の震えや喉の締め付け、口の乾燥が起こります。重度の場合、下痢や腹痛、胸痛、倦怠感、失神まで起こることがあります。感情面では泣き出す、逃げ出す、恥ずかしさや怒りを感じることもあります。

ステージ恐怖症の克服法

克服法は一つではありませんが、共通して有効なのは「自信を高める」ことです。十分なリハーサルで不安要素を排除し、実演時は自動操縦モードに近い状態で臨めます。観客の重要性を低く見積もるために、観客を下着姿や熱狂的なファンに想像するテクニックもあります。また、現在の瞬間に意識を集中させ、未来の失敗を考えないことが効果的です。

ステージ恐怖症に悩む人々

有名人でもステージ恐怖症に苦しむ人は少なくありません。たとえば、キム・ベイシンガー、サイモン・パロマレス、レベッカ・ギブニー、ドニー・オズモンド、ゲイリー・マクドナルド、バーブラ・ストライサンド、ローレンス・オリヴィエ、スージー・オニールなどが挙げられます。自分だけが苦しんでいるわけではないと知ることが、安心感につながります。

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