構造化面接

面接はテストではありませんが、クライアントが抱える問題を把握する上で最も重要な手段の一つです。カウンセラーや心理士が不安障害に関連する質問(例:入眠や睡眠維持の困難、特定のストレス要因がなくても緊張感があるか)を行い、クライアントが特定の障害を抱えているかどうかを評価します。

MMPI-2(ミネソタ多項人格検査第2版)

MMPI-2は、妥当性尺度、臨床尺度、内容尺度の3つの尺度で構成された標準化された人格検査です。臨床尺度の「精神衰弱(Psychasthenia)」項目で全般的な不安や緊張を測定し、内容尺度では緊張感、睡眠障害、集中力低下といった具体的な症状を評価します。妥当性尺度は結果の信頼性を確保するために用いられます。

MCMI-III(ミロン臨床多軸人格インベントリ 第三版)

MCMI-IIIは、臨床症候群尺度の一部として不安を評価します。得点は「ベースレート」に変換され、たとえばベースレートが95の場合、クライアントが不安障害を有する可能性が高いことを示します。

Beck Anxiety Inventory(ベック不安質問票)

BAIは不安に特化した評価ツールで、21項目の症状について過去1週間の程度を評価します。高度に構造化された面接形式で実施され、得点は診断の補助および治療経過のモニタリングに用いられます。

子ども向け評価ツール

MMPI-2とMCMI-IIIには青年版があります。MMPI-Aは14〜18歳、MACIは13〜19歳を対象とします。幼児期には大人からの情報が有効です。Achenbach Child Behavior Checklist(CBCL)は2〜3歳と4〜18歳の2つの年齢層に分かれ、保護者や教師が子どもの行動を118項目で評価します。結果は内向性行動(不安など)と外向性行動に分類され、内向性行動に不安が含まれます。