カウンセリング手順
- 全般的な病歴の取得
まずは患者の過去の生活歴や症状の経過を把握します。双極性障害が新たに診断された場合、過去のトラウマを「病気の現れ」と再解釈し、自己責任感を軽減させることが有効です。
- 現在の状態の評価(躁状態の有無)
過度の性的衝動、買い物・ギャンブルへの衝動、睡眠欲求の低下、過剰興奮、早口などの症状が見られる場合は、リラクゼーション法や認知行動療法(CBT)を通じて思考パターンのモニタリングを指導し、躁状態の抑制を目指します。
- うつ症状の確認
倦怠感、記憶障害、自己評価の低下、罪悪感、死や自殺への執着といった兆候があるか評価します。CBTは否定的な思考を断ち切る手法として、うつ状態の改善にも効果的です。
- 医療機関への受診を勧める
双極性障害は抗精神病薬、気分安定薬、必要に応じて抗うつ薬などの薬物療法が基本です。適切な薬剤の使用は症状のコントロールに不可欠であるため、必ず専門医の受診を促します。
