双極性障害クライアントへのカウンセリング方法

カウンセリング手順

  1. 全般的な病歴の取得

    まずは患者の過去の生活歴や症状の経過を把握します。双極性障害が新たに診断された場合、過去のトラウマを「病気の現れ」と再解釈し、自己責任感を軽減させることが有効です。

  2. 現在の状態の評価(躁状態の有無)

    過度の性的衝動、買い物・ギャンブルへの衝動、睡眠欲求の低下、過剰興奮、早口などの症状が見られる場合は、リラクゼーション法や認知行動療法(CBT)を通じて思考パターンのモニタリングを指導し、躁状態の抑制を目指します。

  3. うつ症状の確認

    倦怠感、記憶障害、自己評価の低下、罪悪感、死や自殺への執着といった兆候があるか評価します。CBTは否定的な思考を断ち切る手法として、うつ状態の改善にも効果的です。

  4. 医療機関への受診を勧める

    双極性障害は抗精神病薬、気分安定薬、必要に応じて抗うつ薬などの薬物療法が基本です。適切な薬剤の使用は症状のコントロールに不可欠であるため、必ず専門医の受診を促します。

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