ソーシャルワーカーがグループで協働する方法
ソーシャルワーカーは、地域やコミュニティ、臨床現場など様々な場でグループと協働します。グループワークを行う際は、倫理規定に基づき専門的な能力を発揮し、クライエントのニーズに応える効果的なグループ運営の原則を理解していることが求められます。
手順
1. グループの境界とガイドラインを設定する
初回のミーティングで基本的なルールを説明します。開始時は不安を感じやすいため、開催時間、場所、セッションの長さ、参加人数などを明確にし、欠席や礼儀(飲食や携帯電話の使用)に関する方針、セッション中の退出についても説明します。参加者とソーシャルワーカー双方の行動期待を明確にし、特に機密保持の責任についても確認します。
2. グループの結束感を促進する
信頼と帰属意識が高まる環境を作ります。受容的な姿勢でモデルとなり、オープンで親切に接し、積極的に傾聴し尊重します。参加者はリーダーの行動を手本にするため、リーダー自身が協調的な態度を示すことが重要です。
3. コンフリクトの解決を支援する
メンバー間の対立は不快に感じられることがありますが、対立はグループのダイナミクスにとって不可欠です。まずは距離を置き、参加者自身に解決させる機会を与えます。他のメンバーが仲介することもあります。状況がエスカレートしたり秩序が乱れた場合は介入できるよう監視し、適切に介入します。自ら解決する経験は結束を強めます。
4. 終了時に参加者を支える
グループが終了すると喪失感が生じやすいです。終了は自然なプロセスであり、感情的な反応は普通です。終了前に感情を共有する場を設け、参加者全員が感じたことを表現できるようにします。成果や努力を称え、達成感を持って次のステップへ進めるよう促します。
