グループカウンセリングにおける抵抗への対処法

必要なもの

  • 評価シート
  • 正式な契約書

手順

  1. 全参加者が署名する正式な契約書を作成します。この契約書には、各参加者が一定回数のセッションに出席すること、期間終了後に継続または退会を選択できることを明記します。クライアントは治療開始直後に最も抵抗を示すことが多く、期待通りに進まないと途中でやめたくなる傾向があります。数回のセッションを経てグループに心を開くことができるようになるため、契約は抵抗が成長の機会を奪うのを防ぎます。

  2. グループ内のダイナミクスや同盟関係、全体的なメンタリティに注意を払います。特に抵抗的なメンバーがいると、他のメンバーも無意識に同調することがあります。抵抗的なメンバーに安全感を提供し参加を促すことで、グループ全体にポジティブな影響を与えられます。

  3. 抵抗が自然に消えるのを待つのではなく、積極的に働きかけます。表面的な抵抗そのものを検討し、深層の問題へ急がずに探ります。例えば、アルコール依存について話すことに抵抗がある参加者がいたら、「なぜ話したくないのか」―グループへの不信感、機嫌の悪さ、治療への否定感など―を尋ねます。抵抗の理由を明らかにすれば、抵抗は解消されやすくなります。

  4. グループセラピーで現れる転移問題に対処します。たとえば、年長の男性がファシリテーターの場合、参加者が父親や権威的な人物として投影することがあります。過去に否定的な経験がある参加者は、自然に抵抗を示すことがあります。この投影を成長の材料と捉え、関連する問題の探求と同時に、ファシリテーターが投影対象ではないことを示す機会にします。

  5. 評価シートを定期的(例:月に一度)に配布し、セッション終了時に回収します。これはグループの満足度を測り、抵抗の予防策を調整する有効な手段です。メンバーは直接意見を出さなくても感情を表現でき、重要な課題はセラピストが取り上げて全体で議論できます。

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