共依存(コードペンデンシー)治療プログラムの紹介

コードペンデンシー(共依存)は、米国精神医学会が認める人格障害で、自己価値を他者との関係に依存してしまう状態です。特に、相手がアルコールや薬物依存者の場合、自己評価が大きく揺らぎます。米国内にはさまざまな治療プログラムが提供されています。

Bridge to Recovery(ケンタッキー州)

1977年創設の治療センターで、3つのフェーズに分かれたプログラムを提供しています。フェーズⅠは2週間で自己破壊的な行動パターンを止め、回復の概念を学びます。フェーズⅡは追加の作業を希望する人向け、フェーズⅢは仕事・結婚・健康などの喪失危機に直面している人が5週間以上受講できます。

Codependents Anonymous(アメリカ・フェニックス)

1986年に設立された12ステッププログラムです。最初のステップは「自分以外を変える力はない」と自覚すること。新人は他の参加者の体験談を聞き、信頼できるスポンサーを見つけることが推奨されます。米国内に1,200以上のグループがあり、海外でも40か国で活動しています。

Christian Codependents(カリフォルニア州ハンティングトンビーチ)

New Life Spiritが運営するキリスト教信仰に基づくプログラムです。最大の関係的欲求は「神との親密さ」にあると位置付け、入所時にカウンセラーと面談し、個別の治療計画を作成します。12モジュールの教材『From Surviving to Significance』(ステファニー・タッカー著)に基づく課題が課され、個別カウンセリングで感情的にバランスの取れた人間関係を構築します。

Lakeview Health System(フロリダ州ジャクソンビル)

薬物・アルコール依存治療の一環として、家族向けの共依存プログラムを提供しています。家族が抱える「共依存」や「援助行動」の問題に焦点を当て、4日間の無料カウンセリングを実施。終了後は主担当カウンセラーが電話でフォローアップし、依存と共依存のサイクルを断ち切る方法を支援します。

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