MMPI‑2スケールの解釈方法
ミネソタ多項人格検査(MMPI‑2)は、心理学者が精神疾患の診断を支援するために最も広く使用されている検査の一つです。567 のはい/いいえ形式の質問に患者ができるだけ正確に回答し、10 の臨床尺度(健康不安、抑うつ、転換ヒステリー、精神病的逸脱、男性性‑女性性、偏執、精神衰弱、統合失調症、軽躁、社会的内向)と、7 の妥当性尺度(回答不能、嘘、頻度/希少性、訂正、可変反応不一致、真実反応不一致、偽悪性)について得点が算出されます。最終的に得点を解釈します。
必要なもの
- 完成かつ採点済みのMMPI‑2テスト
- サンプルプロファイル
- MMPI‑2解釈補助ツール
手順
- 未回答項目の確認:『0=Cannot Say』尺度の未回答数を数えます。30 以上の未回答がある場合、結果は無効とみなします。
- 妥当性尺度の評価:残りの 6 つの妥当性尺度を確認し、いずれかの得点が高い場合は臨床尺度の解釈に注意を払います。
- 臨床尺度のスクリーニング:10 の臨床尺度をチェックし、得点が 65 以上の尺度を臨床的に有意と判断します。
- 有意尺度の検討:有意と判定された各尺度について、患者の特徴がその尺度の典型的な特徴と一致しているかを検討します。
- サンプルプロファイルとの比較:同様の高得点を示した過去の受検者のサンプルプロファイルを参照し、共通点やパターンを抽出します。
- 結果の適用判断:MMPI‑2 の結果を患者に適用すべきか最終判断します。診断には、1 つ以上の専門的に開発された補助ツールの併用を推奨します。
