アルコール性神経障害の症状
アルコール性神経障害は、過度のアルコール摂取により神経の機能が低下する疾患です。アルコールの毒性が神経組織に直接影響するほか、栄養欠乏(特にビタミンB1欠乏)と関係することもあります。
主な症状
- ピンや針が刺さるような異常感覚(しびれ、灼熱感)
- 筋力低下や筋肉の弱さ
- 排尿障害(尿失禁や排尿困難)
- 熱に対する不耐性
- 消化不良、吐き気、嘔吐
- 男性の勃起不全
稀な症状
- 筋萎縮や筋肉痙攣(収縮)
- 言語障害や嚥下困難
- 眼瞼下垂(まぶたが垂れる)
- 運動失調や歩行障害
- 感覚や筋機能の喪失
協調性・行動面の症状
- 興奮、攻撃性、敵意
- 混乱や注意力散漫
- 不器用さや協調運動障害
- 歩容の乱れや転倒リスク増大
疼痛・不快感
- 足や脚の潰瘍・創傷
- ふくらはぎの筋肉痙攣や急激な収縮
- 四肢の脱力感と併発する痛み
留意点
感覚や筋力の変化は通常、左右対称に現れ、特に下肢に顕著です。症状が進行し続ける場合は、アルコール性神経障害の可能性が高くなります。
