禁忌とされるヨガのポーズ
5,000年の歴史を持つヨガは、健康やフィットネスに多くの効果がありますが、特定の体調やリスク要因がある場合は、怪我の原因になることもあります。健康な方には安全で効果的ですが、慢性疾患や既往症がある方は、特定のポーズを避ける必要があります。禁忌となるヨガのポーズは、機械的リスクと生理的リスクに大別されます。
機械的リスク
ヨガは他の身体活動と同様に、筋骨格系の怪我(筋肉の捻挫、関節の捻挫、骨折・脱臼など)を引き起こす可能性があります。慢性的な筋骨格系の問題や、過去に同様の怪我を繰り返している方、現在急性の怪我を治療中の方は、以下のようなポーズを避けるべきです。
機械的禁忌
- 上半身を支えずに前屈や股関節の屈曲を行うポーズ(例:ゴリラのポーズ)は、背骨や腰に問題がある人に禁忌です。
- 腕で体重を支えるプランクのようなポーズは、上半身に怪我がある人に適しません。
- ダウンドッグなどの逆転ポーズは、腕、頸椎、肩に制限がある人には禁忌です。
生理的リスク
ヨガは呼吸、脈拍、消化、内臓機能など、体内の正常な生理活動に影響を与えることがあります。健康な人にとっては利益が上回りますが、慢性疾患を抱えている人や定期的に医療を受けている人は、医師と相談の上で練習する必要があります。
生理的禁忌
- クンダリーニヨガや呼吸法は、心血管系の疾患や緑内障のある人に禁忌です。血圧が乱れる恐れがあります。
- 上向きの蓮華座(アップワード・ロータス)などの高度な逆転ポーズは、生理中の女性や子どもには禁忌です。特に妊娠中は逆転やクンダリーニの練習は避けるべきです。
