動的療法とは何か?
概要
動的療法(別名:精神力動的心理療法、動的心理療法)は、1970年代後半から1980年代初頭にかけて確立された精神分析の一形態です。フロイトの精神分析理論を基礎としつつ、すべての内部葛藤が性的発達に起因するとするフロイトの考え方は必ずしも受け入れません。
対面的アプローチ
従来の心理療法が受動的な姿勢をとるのに対し、動的療法ではセラピストがクライアントに直接対面し、問題の根源を早期に見つけ出すことを目指します。マギル大学のハビブ・ダヴァンルー博士は、セラピストが積極的に介入することで、治療期間を数年短縮できると指摘しています。
主なタイプ
- 表現療法:成人期の問題は幼少期の経験やトラウマに起因すると仮定し、感情の表出を促します。
- 支援的療法:直近の過去や現在の状況を分析し、問題の原因を探ります。どちらもクライアントが社会で通常通りに機能できるよう支援します。
セッションの進め方
セッションは週1回から3回、1回あたり45〜50分実施します。最初のセッションでは治療の目的や背景を話し合い、以降のセッションで治療計画を立てます。セラピストは質問を投げかけ、クライアントが問題の核心に気付くまで対話を導きます。治療期間はクライアントごとに大きく異なります。
