行動を変えるライティングアクティビティ
ペンと紙、またはコンピュータのキーボードさえあれば、行動を整理し、ストレスを減らし、生産性を上げられると考えると単純すぎるように思えるかもしれません。しかし、書くという行為を取り入れた簡単な行動活動は、実際にポジティブな効果をもたらします。買い物リストのような短いメモから、1日をかけて自己内省し感情を記録するジャーナリングまで、書くことでさまざまな行動変容が期待できます。
怒りの手紙
上司や家族、友人に対して怒りや失望を抱えていると、直接言うのはリスクが伴います。そんなときはペンと紙(またはキーボード)を使って、感情をそのまま書き出す手紙を書きましょう。送る必要はありません。書き終えたら、紙の場合はくしゃくしゃにしてゴミ箱に捨てる、燃やす、またはシュレッダーにかけるなど、物理的に破壊します。デジタルの場合はテキストを選択して削除し、ファイルをごみ箱に入れて空にします。これにより、胸の中に溜まった怒りを安全に解放できます。
やることリスト
誰もが一度は作ったことがある「やることリスト」は、目標管理に有効です。項目は1つでも20個でも構いません。子ども用にリストを作り、チェックしたらご褒美を設定すれば、達成感が育まれます。また、家族全員で週末の共同プロジェクト用リストを作ると、協力しながらタスクをこなす楽しさが生まれます。リストの最後に「完了したら好きなスイーツを食べる」などの報酬を書いておくと、モチベーションがさらに上がります。
ジャーナルでストレス軽減
テスト前の緊張や、何も問題がないのに不安が募る「ポジティブストレス」など、ストレスはさまざまな形で現れます。ジャーナリング(日記を書くこと)は、手軽にストレスを外在化し対処できる方法です。高価なレザーバインドのノートがなくても、白紙のノートやメモ帳で構いません。ページ上部に「子どものソフトボールチーム」や「体重増加」などストレス要因を書き、下にそれが不合理である理由や対処策、リラックスできる行動(猫を撫でる、友人とオンラインで話す)をリスト化します。次に同じ不安が訪れたとき、過去の記録を見返すだけで具体的な対処法が浮かびます。
