PTSDかどうかはどうやって判断するのですか?
PTSD(心的外傷後ストレス障害)は、外傷体験後に現れる精神的な症状です。すべての人が外傷を経験してもPTSDになるわけではなく、症状の程度は人それぞれです。以下に代表的な症状を紹介します。症状があると感じたら、トラウマ治療の専門家に相談してください。
主な症状
1. 侵入性記憶
フラッシュバックや悪夢、外傷に関する侵入的な思考が突然現れ、強い不快感を伴います。
2. 回避行動
外傷を思い出させる場所・人物・状況を避け、話したり考えたりすること自体を回避する傾向があります。
3. 気分・認知の否定的変化
うつ状態や絶望感、イライラ感が続き、集中力・記憶力・意思決定が低下します。常に警戒心が高く、自己や世界に対する否定的な信念が強まります。
4. 身体的反応の変化
心拍数の上昇、発汗、息切れ、睡眠障害や落ち着きのなさ、筋緊張や痛み、驚きやすさなどが見られます。
5. 感情の麻痺
他者との感情的なつながりが薄れ、ポジティブな感情を感じにくくなります。
PTSDは単発の外傷でも、長期間にわたる繰り返しの外傷でも発症します。また、外傷から数日、数週間、さらには数年後に症状が顕在化することもあります。
上記の症状に心当たりがある場合は、トラウマに精通したメンタルヘルス専門家に早めに相談し、適切な診断と治療を受けることが重要です。
