米国各州のAED設置要件

自動体外式除細動器(AED)は、心臓発作の可能性がある人の心拍をモニタリングし、必要に応じて電気ショックを与える携帯型コンピュータです。米国の全50州では、学校やオフィスビル、歯科診療所などでのAED設置が法律で義務付けられています。

ワシントン州の歯科診療所におけるAED要件

2009年3月から、ワシントン州のすべての歯科医は診療所にAEDを備えることが義務付けられました。特に、手術中に麻酔を使用する歯科医が対象です。診療所の全スタッフはCPR(心肺蘇生法)の訓練を受け、AEDの使用方法も習得しなければなりません。訓練はワシントン州保健局が認可したコースで受講する必要があります。

テキサス州の学校におけるAED要件

テキサス州では、すべての学区が校内にAEDを設置することが義務付けられています。公立校だけでなく、チャータースクールや私立校も対象です。助成金で購入したAEDは費用の一部が補償されます。スポーツイベントや練習中にもAEDは使用可能な状態でなければなりません。AEDの操作訓練を受け、資格を保持できるスタッフは、校医、助手、バンド指揮者、チアリーディングコーチ、学生アスレティックトレーナー、体育教師などに限られます。これらのスタッフはCPRの実施方法も習得しています。

カリフォルニア州のフィットネスクラブにおけるAED要件

カリフォルニア州法では、ジムやフィットネスクラブは利用者の安全確保のためにAEDを設置しなければなりません。スタッフは4時間のCPR講習を受け、AEDの使用手順を習得する必要があります。AEDの数に応じて、同数だけのスタッフが使用資格を持つことが求められます。たとえば、クラブに5台のAEDがある場合、5名のスタッフがそれぞれの機器の操作方法を熟知している必要があります。

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