負傷をトリアージする方法
手順
まず、BLS(基本的な救命処置)のABCを覚えておきましょう。Aは「気道」、Bは「呼吸」、Cは「循環」を指します。
① 気道を確認します。患者の口元に耳を当て、呼吸音があるか聞き取ります。呼吸音が聞こえれば次へ。聞こえない場合は口内に異物がないか確認し、異物があれば直ちに医療従事者の処置が必要です。
② 呼吸を評価します。聴診器がなくても胸に耳を当てて呼吸の有無を確認します。呼吸があれば次へ。呼吸がない場合は緊急の医療介入が必要です。
③ 循環を評価します。手首(橈骨動脈)や頸部(頸動脈)で脈拍を確認します。脈拍が取れれば次へ。脈拍がない場合は直ちに救急処置が必要です。
④ 出血の有無を確認します。出血がある場合は清潔なガーゼや布で止血し、圧迫します。可能であれば滅菌された包帯を使用してください。
⑤ 同様の手順を次の負傷者にも繰り返します。すべての負傷者を評価し、必要に応じて応急処置を行います。
⑥ 医療チームが到着するまで待機しながら、定期的に状態を再評価します。最も重症または中等症の患者を優先して医療支援を要請してください。
※救急隊や医師が現場にいる場合は、必ずそちらの指示に従ってください。
