ドライアイス輸送のガイドライン
腐敗しやすい品物の輸送
乾燥した二酸化炭素(ドライアイス)は -109.5°F(約-78°C)という極低温で保存され、冷凍・生鮮品や生体試料の輸送に利用されます。ドライアイスは低温を長時間維持でき、航空機での1回の輸送は最大5ポンド(約2.3kg)までと制限されていますが、陸上輸送では重量制限は通常ありません。5ポンドのドライアイスは約24時間、腐敗しやすい荷物を保護します。
ラベル表示要件
ドライアイスは二酸化炭素ガスを放出し、窒息や皮膚凍傷、場合によっては爆発の危険があります。そのため、輸送時は必ずDOT(米国運輸省)規則に従い、次のラベルを貼付してください。
- クラス9「雑多有害物質」ラベル
- 「Carbon Dioxide Solid, UN1845」または「Dry Ice, UN1845」と明記
安全な容器
ドライアイスはすべての容器に適しているわけではありません。以下の点に留意した梱包を選びましょう。
- 振動や取り扱い時に破損しない頑丈な容器を使用
- 二酸化炭素ガスが逃げられる通気口付きの構造にする(密閉は爆発の原因)
- 極低温で割れやすい素材は避け、プラスチックは使用しない
- 断熱フォーム(クーラーボックス等)を採用し、必要に応じて米国郵便局の危険物取扱いガイドを参照
安全な取り扱いと保管
ドライアイスに直接触れると凍傷に似たやけどを負うほか、過剰な二酸化炭素の吸入は窒息の危険があります。取り扱い時は必ず保護手袋を着用し、換気の良い場所で作業してください。
保管は通気性のある断熱容器に入れ、使用中に呼吸困難や息切れを感じたら直ちにその場を離れます。ドライアイスを皮膚に触れさせない、食べない、寝室など人が長時間滞在する場所に置かないことが重要です。
