pH試験紙を使った酸・アルカリ測定の正しい方法

リトマス紙で酸・アルカリを判別

青色リトマス紙は酸性溶液で赤く変わり、赤色リトマス紙はアルカリ性溶液で青く変わります。これは酸とアルカリを実験するときに最初に行うテストです。リトマステストで水溶液が酸性、ニュートラル、アルカリ性かを判断できます。蒸留水は pH 7.0 の中性で、リトマス紙の色は変わりません。酸は pH 1.0〜7.0 で赤く、アルカリは pH 7.0〜14 で青く変化します。pH 試験紙の中には 0.5 や 1.0 の単位で色が変わるものもあります。

測定対象に合わせた専用 pH 試験紙の選び方

産業や医療で特定の化学物質の pH を正確に測定するには、対象範囲に合わせた試験紙が必要です。例えば、バッテリー酸は pH 0〜2.5、アルカリ性飲料は pH 5〜9、尿や唾液は pH 5.5〜8.0、酢や酵母培養液は pH 3〜6 です。正確な pH が分かれば、製品の品質や化学反応の進行度を評価でき、化学製造の品質管理や人体機能の測定に役立ちます。

pH 測定を正しく行うポイント

試験紙は保存が重要です。密封されたパックに入れ、直射日光を避けて保管し、保存期間は約 2 年です。測定対象は必ず水溶液で、油中では測定できません。石鹸や油分を含む製品を測定する場合は、まず試験紙を湿らせてから溶液に浸し、数秒待って色を比較します。濃い色の溶液は読み取りを妨げることがあるため、複数回測定して精度を確認しましょう。既知の pH を持つ標準液を併用してコントロールとし、結果を比較するか、校正済みの pH メーターと併用すると信頼性が向上します。

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