サルモネラとは何か – 基本知識と対策

サルモネラ菌は動物や人間の腸内に常在し、感染した宿主の糞便を介して広がります。代表的な2種、Salmonella enteritidisSalmonella typhimurium は米国で報告されるヒト感染の約半数を占めています。

感染症

サルモナラ菌による感染症は「サルモネラ症(サルモネラ腸炎)」と呼ばれ、米国では毎年100万件以上の食中毒が発生し、500人以上の死亡例が報告されています(CDC)。

サルモネラ症の発症

主に汚染された牛肉、鶏肉、卵などの食品を摂取することで人に移りますが、汚染された食品は見た目や匂いに異常がなく、あらゆる食品で起こり得ます。

症状

代表的な症状は下痢、発熱、腹部痙攣です。食べ物を摂取してから8〜72時間後に症状が現れます。

診断

便検査でサルモネラ菌の有無を確認します。必要に応じて菌株の特定検査を行うこともあります。

治療

多くの場合、1週間程度で自然に回復し、特別な治療は不要です。十分な水分補給が重要で、重症例では脱水防止のため点滴が必要になることがあります。

予防・対策

手洗いの徹底や調理中の食材分離など、衛生管理をしっかり行うことが基本です。すべての食品は中心部まで十分に加熱し(75℃以上)、サルモナラ菌が死滅するようにしましょう。

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