オルフィリル(バルプロ酸ナトリウム)の副作用と使用上の注意

オルフィリル(バルプロ酸ナトリウム、バルプロ酸)は、てんかん発作の予防・治療に用いられる医薬品です。脳内の特定の神経伝達物質の働きを調整し、痙攣の発生を抑制します。医師の指示により、単独または他の抗てんかん薬と併用して使用されます。

主な副作用

比較的頻度が高い副作用には、下痢・便秘・吐き気・胃部不快感・頭痛・軽度の脱毛・不眠・体重増加・喉の痛み・めまい・軽い腹痛などがあります。症状が重くなる、または長期間続く場合は医師に相談してください。

重篤な副作用

以下の症状が現れた場合は、直ちに医療機関を受診してください。

  • 異常な思考や行動変化、幻覚、記憶障害
  • 視覚障害(ぼやけ、視野異常)や聴覚障害
  • 黄疸、皮膚の赤みや腫れ、水疱、出血傾向
  • 胸痛、動悸、不整脈、呼吸困難
  • 重度の嘔吐・下痢・食欲不振・激しい腹痛
  • 意識障害、昏睡、筋肉の不随意運動、協調運動障害
  • 自殺念慮・自殺行動
  • その他、急激な体重増加、むくみ、リンパ節腫脹、倦怠感など

使用上の注意

医師の処方通りに服用し、指示された用量・服用期間を守ってください。過剰服用や長期間の使用は重篤な副作用リスクを高めます。錠剤は水(約240 ml)で服用し、食事の有無は問わず服用できますが、毎日同じ時間に服用することが効果的です。自己判断で服用を中止しないでください。

警告・禁忌

服用を忘れた場合に、倍量を取ることは絶対に避けてください。アルコールとの併用はめまいや眠気を増強します。高齢者や小児への使用は慎重に行い、妊娠中の使用は医師と十分に相談した上で判断してください。

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