保険未加入でも受診できる方法
2010年のデータによると、米国では18歳未満の子どもの7.8%、18歳から64歳までの成人の22.3%が民間・公的いずれの医療保険にも加入していません。CDC(米国疾病予防管理センター)の推計では、約4,820万人が保険未加入状態です。保険がなくても医療が必要な場合、以下のような手段で治療を受けることができます。
公的資金で運営される医療センター
全米に点在する公的資金で運営される医療センターは、保険未加入者にも医療サービスを提供しています。一般診察、病気治療、妊婦ケア、予防接種、歯科、メンタルヘルス、薬物依存治療などが受けられます。費用は収入に応じて支払える額を求められます。所在地は米国保健福祉省保健資源・サービス局(HRSA)の「Health Center Finder」から検索できます。
無料・慈善クリニック
無料または慈善団体が運営するクリニックでは、健康診断や緊急診療、歯科・妊娠ケアなどさまざまなサービスが提供されています。提供内容は施設により異なります。全国無料・慈善団体協会(National Association of Free and Charitable Clinics)のウェブサイトで最寄りのクリニックを探せます。予約が取れない場合は待ち時間が発生することがあります。緊急を要する場合は、病院の救急部へ直行してください。
救急医療サービス(EMTALA)
米国の「Emergency Medical Treatment and Active Labor Act(EMTALA)」により、病院の救急部は支払能力・市民権・法的ステータスに関わらず、緊急の医療を提供する義務があります。重篤な症状や激しい痛みがある場合は、救急部を受診してください。診療後は病院と支払いプランを相談できることが多いです。
主治医と支払い交渉
定期的に一般医(プライマリケア医)を受診することで、重篤な病気になるリスクを低減できます。多くの医師は料金の分割払いや支払い計画に応じてくれます。請求担当者に保険加入者と同等の料金(保険割引適用)や長期分割の相談をするとよいでしょう。
上記の選択肢を活用し、健康を守りましょう。
