両膝置換術の回復期間
手術概要
両膝置換術の全体的な回復期間は概ね2〜3か月とされていますが、既往症や手術中の合併症により延長することがあります。手術では、膝蓋骨、脛骨、そして大腿骨の損傷した表面をプラスチックまたは金属製の人工関節に置き換え、医療用セメントで固定します。
入院中の回復
個人差はありますが、ほとんどの患者は手術後3〜5日間入院し、経過観察とリハビリを受けます。手術後24時間以内に体重をかけることが許可され、軽い筋力強化運動を開始します。
理学療法
退院前に必ず理学療法のプログラムを完了します。階段の昇降、膝を90度に曲げる、椅子からの立ち上がり・座り、車への乗り降りなどの練習が含まれます。必要に応じて松葉杖や歩行器を使用し、患者の全身状態に合わせて運動内容を調整します。膝の可動域と筋力が十分に回復するまでセッションは継続されます。
自宅での回復
退院後は医師や理学療法士の指示に従い、毎日決められた筋力強化エクササイズを続けます。体力や既存の健康状態、筋肉痛により進行が遅れることがありますが、運動を中止すると再び怪我のリスクが高まり、回復が遅延します。
術後の診察
自宅でのリハビリに加えて、手術後数か月間は定期的に診察を受けます。医師は回復状況を確認し、疑問や不安に対応し、必要に応じてエクササイズを調整します。2〜3か月後には、90%以上の患者が膝の筋力、可動域、機能を大幅に回復しています。
