膝全置換術の回復プロセス

術後最初の2週間

手術直後はかなりの不快感があります。膝関節が硬直しないよう、常にモーションマシンを使用します。疼痛管理のための薬が投与され、看護師による継続的なモニタリングが行われます。切開部が大きくても、術後24時間以内に体重をかけて歩行できるよう指導されます。退院は通常3〜5日で、以降は外来でのリハビリが中心です。

リハビリは術後すぐに開始し、最初は週2回(自宅またはクリニック)で行い、1か月目の終わりまでに週3回に増やします。この段階では大腿四頭筋の再活性化と、人工関節の感覚・機能に慣れることが主な目的です。痛み止めはセッション中に必要不可欠で、痛みを乗り越えて目標に集中することが回復の鍵となります。主に関節可動域の回復に焦点を当てます。

術後6か月まで

総膝置換術の回復には、物理療法(PT)が最も重要です。熟練した理学療法士は、薬や医師の診察以上に回復を促進します。膝周囲の筋肉だけでなく、脚全体や体幹の筋力強化も行います。バランス、動き、安定性を段階的に鍛え、6か月が経過すれば関節は新品同様に近く、痛みのない活発な生活が可能になります。

最初の2週間の基礎的なPTが終わると、レッグリフトやレジスタンス運動、適度なウェイトトレーニング、継続的な可動域エクササイズへとシフトします。毎週新たな目標が設定され、目標達成への意欲が回復速度を左右します。痛みが強くても、将来の健康的な生活をイメージしながら取り組むことが大切です。疼痛管理薬は徐々に減量し、最終的にはイブプロフェンやタイレノールなどの市販薬に切り替えます。

長期的なケア

6か月以降は医師の定期フォローアップは半年に一度程度ですが、リハビリで学んだエクササイズは継続する必要があります。日常的に行うべきエクササイズは、レッグリフト、四頭筋セット、ストレッチ、ウォーキングです。これらを続けることで人工関節の耐久性が保たれ、長く快適に使用できます。

術後に腫れや痛みが続き、アイシング・安静・挙上・圧迫で改善しない場合は、速やかに医師の診察を受けてください。膝全置換は一生に二回までという制限があるため、術後のケアは関節の寿命を左右します。

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