外反母趾硬直症(ホールクスリジダス)の手術と回復期間

外反母趾硬直症(Hallux rigidus)は、母趾の基部関節に関節炎が生じ、親指が曲がりにくくなる状態です。痛みや可動域の制限が進行すると、手術が検討されます。

手術の選択肢

チエレクトミー(Cheilectomy)

骨の変形が軽度から中等度の場合、骨の一部を削るチエレクトミーが行われます。術後は2週間程度特別な靴を履き、腫れは数か月続くことがあります。

骨切り術(Osteotomy)

チエレクトミーで症状が改善しない場合、足指の骨(趾骨)を切断して位置を調整する骨切り術が行われます。腫れは6〜8週間で軽減しますが、完全な治癒には最大で1年かかることがあります。

関節固定術(Arthrodesis)

軟骨が著しく損傷している場合、骨同士を融合させる関節固定術が選択されます。術後は6週間キャストを装着し、キャスト除去後は4〜6週間松葉杖を使用します。

関節形成術(Arthroplasty)

母趾関節を人工関節で置換する関節形成術も可能です。回復期間は骨切り術と同様で、腫れの軽減や歩行の回復に数か月を要します。

手術の選択は症状の程度や患者さんの生活スタイルに応じて決定されます。術後のリハビリや適切な靴の選択が、回復を早める鍵となります。

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