子宮筋腫塞栓術(UFE)の概要と手順
子宮筋腫の存在と症状
子宮筋腫は非常に小さく、また症状が一般的な不調と似ているため、見つけにくいことがあります。主な症状は、腹部膨満感、生理時の過多出血、頻尿や頻便、月経期間の延長、便秘、太ももの付け根や腰の痛みなどです。
子宮筋腫塞栓術(UFE)の仕組み
筋腫は血液から栄養を得て増大します。UFEは子宮の動脈へ微小なカテーテルを挿入し、ゼラチンやプラスチック製の粒子(砂粒大)を注入して血流を遮断します。これにより筋腫への血供が止まり、約3か月で40〜50%縮小し、最終的に消失します。
手技は局所麻酔または鎮静剤を使用し、痛みはほとんどありません。カテーテルは鼠径部の小さな切開から子宮動脈へ進められます。
回復期間と副作用
手術後は一晩入院し、翌日には退院できます。通常は1週間以内に日常生活に戻れ、出血はほとんどありません。
副作用は約7人に1人の割合で起こり、鼠径部の痛み、痙攣、発熱、吐き気などが見られます。これらは薬で対処可能です。手術により子宮が約3分の1に縮小することがあります。また、100件中1〜4件で子宮損傷が起こり、子宮全摘が必要になることがあります。さらに、2〜6%の患者で手術後に早期閉経が始まります。
