副腎摘出術の合併症と対処法

軽度の合併症

外科手術全般に共通するリスクや回復期の痛みは避けられません。麻酔による吐き気や胃の不快感、血圧のやや上昇、切開部からの軽い出血(圧迫すれば止まる)や、鎮痛剤で軽減できる程度の痛みなどは、術後すぐに見られる比較的普通の症状です。これらの症状が1週間以上続く、または悪化する場合は医師の診察を受けてください。

術後は特に下肢の運動を心がけ、血栓予防に努めましょう。

重度の合併症

軽い痛みや出血は正常ですが、感染や他の重大な合併症を示すサインには注意が必要です。高熱、呼吸困難、不整脈、激しい腹痛の増強、失神、切開部からの膿や熱感などが見られたら、すぐに医療機関へ連絡してください。これらは体内感染、臓器損傷、血栓などを示す可能性があり、早期の対応が必要です。

長期的な合併症

副腎を片方だけ摘出した場合、通常はホルモン補充は不要です。しかし、両側の副腎を除去した場合は、ステロイド薬による長期的なホルモン補充が必要になります。術後の食事指導として、血圧管理のために塩分摂取を制限するよう医師から指示があることがあります。詳しい生活指導は主治医と相談してください。

手術(総論) - 関連記事