脊柱側弯の矯正のために肋骨を除去する
側弯症は背骨の異常な側方湾曲です。重度になると胸郭が回転し、肋骨が突出して「リブハンプ(肋骨隆起)」と呼ばれる状態になります。
メイヨークリニックによると、側弯症は経過観察だけで問題ないケースもありますが、症状が進行する場合は背骨矯正手術や装具の使用が必要です。
肋骨除去(胸骨形成術)
リブハンプは外見上の問題だけでなく、痛みを伴うこともあります。iScoliosisの情報によれば、リブハンプを改善する手術は「胸骨形成術(Thoracoplasty)」と呼ばれ、肋骨の一部を外科的に切除します。胸骨形成術は、背骨矯正手術と同時に行うことも、別途実施することも可能です。
背骨矯正手術と同時に行う場合、回復期間は手術全体と同じで、除去した肋骨の一部は背骨を矯正する際に補強材として利用されます。別途実施する場合は、回復に最大で約3か月かかることがあります。
除去する肋骨の部位や範囲は、患者の症状とリブハンプの程度を診察した上で、担当医が個別に判断します。
リブハンプの改善を目的とした肋骨除去は、多くの患者にとって有効な選択肢ですが、背部専門医と相談し、適切な治療計画を立てることが重要です。
