入院と退院
救急室から搬送された患者や手術後の重症患者は、集中治療医(Intensivist)の判断でICUに入院します。ICUは看護師、医師、麻酔科医、検査技師など多職種チームで構成され、医師は診断と治療方針の指示、看護師は24時間体制で緊急対応を行います。患者の状態が安定し、集中的な治療やモニタリングが不要となった場合、通常病棟やステップダウンユニットへ転院させます。
輸血
大量出血や外傷、特定の疾患により血液が不足した患者に対し、血液製剤を静脈内に投与する手順です。輸血前に患者の血液型を確認し、適合する血液製剤を選択します。輸血は血液バッグをIVラインに接続し、腕の静脈へ注入します。すべての機器は感染防止のために滅菌が必須です。
心肺蘇生(CPR)
患者が呼吸停止または心停止に陥った際に、直ちに実施する緊急処置です。ICUスタッフは全員がCPRの認定資格を保持しており、胸部圧迫と人工呼吸(口対口またはマスク)を交互に行います。数秒でも心拍が停止すると致命的になるため、迅速かつ正確な対応が求められます。
