鼻中隔逸脱に対する手術代替療法

鼻中隔が左右どちらかにずれる「鼻中隔逸脱」は、軽度の場合は症状がほとんどありませんが、頻繁な副鼻腔炎、鼻づまり、鼻血、呼吸困難などの問題を引き起こすことがあります。手術で矯正する方法もありますが、必ずしも必要ではなく、薬物療法で症状を管理できる場合があります。

鼻詰まり解消薬(デコンジェスタント)

市販のデコンジェスタントは錠剤やスプレーの形で入手でき、鼻中隔が軽くずれているときの鼻詰まりを緩和します。血管を収縮させることで鼻腔の腫れを減少させ、呼吸を楽にします。

ただし、スプレーを頻繁に使用するとリバウンド性鼻閉が起こり、薬が切れたときに症状が悪化することがあります。使用は数日間に限定し、医師の指導を受けることが望ましいです。

抗ヒスタミン薬

抗ヒスタミン薬はアレルギー反応を抑えることで、くしゃみや鼻水、目のかゆみを軽減します。鼻水が減少すると、狭くなった鼻腔が詰まりにくくなり、呼吸がしやすくなります。

市販薬でも効果がありますが、眠気や口の乾燥、視界のぼやけといった副作用が少ない処方薬を選ぶと、仕事や学業、運転中でも安心して使用できます。

鼻用コルチゾン(ステロイド)スプレー

ステロイド成分を含む鼻スプレーは、直接鼻粘膜に作用し炎症と腫れを抑えます。これにより鼻水や鼻づまりが軽減され、感染リスクも低下します。全身へのステロイド吸収は極めて少ないため、長期使用でも比較的安全です。

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