外科的止血鉗子の使用方法
外科用止血鉗子は、出血のコントロールやガーゼ・綿球などの使い捨て材料の操作に使用される、ハサミ形状の小型器具です。使用前には必ず滅菌と点検を行い、使用後の保管・搬送も適切に管理する必要があります。感染管理や部門のガイドライン、国内標準を遵守しながら使用してください。
必要なもの
- 止血鉗子
- 2×2インチ(約5×5cm)のガーゼ
使用手順
- 滅菌の確認:滅菌ログやシール貼付のステッカーで滅菌が完了しているか確認し、シールが破損していないかもチェックします。確認できない場合は再滅菌してください。
- 保護具の着用:手袋、ゴーグル、ヘッドギア、ガウンなど、感染管理に必要な保護具を着用します。手術の種類により無菌手袋が不要な場合もあります。
- 清浄状態の確認:水染み、錆、異物が付着していないか目視で点検します。異常があれば部門の除染・廃棄手順に従って処理します。
- 機能の点検:親指と人差し指で上下のリングを握り、開閉動作を行います。顎が均等に開閉し、軸が曲がっていないか、ラチェットがスムーズにロック・アンロックできるか確認します。2×2インチのガーゼでロック状態をテストすると確実です。
- 操作:実際の手術では同様に親指と人差し指でリングを握り、握る動作で開閉します。使用中は手の疲労を防ぐために適度に手を伸ばし、適切なサイズの鉗子を選択してください。
- 除染前の準備:使用後は許可された洗浄液に浸漬し、汚染物質が固まらないようにします。汚染された器具が清浄器具に触れないように注意し、使い捨て材料は専用容器に入れて搬送します。
