光が副腎に与える効果
副腎は代謝とストレス応答を調整する重要な内分泌腺です。近年の研究で、光が副腎機能に大きく影響し、明るい光療法がさまざまな障害の改善に役立つことが分かっています。
睡眠障害
シフトワークや時差、生活リズムの変化による不眠など、様々な睡眠障害に対し、明るい光療法が有効です。光は体内時計(概日リズム)をリセットし、24時間周期の生体機能を調整します。
うつ病
光療法は季節性情動障害(SAD)をはじめ、うつ症状全般に用いられます。明るい光はメラトニンの分泌を抑制し、過剰なメラトニンがうつに関与することを防ぎます。大うつ病性障害や双極性障害にも効果が期待されています。
ストレス関連疾患
過度なストレスは免疫機能を低下させ、血圧上昇、がん、糖尿病など副腎と脳が関与する様々な疾患を引き起こします。副腎皮質から分泌されるグルココルチコイドは免疫系の維持に不可欠で、光刺激によりその産生が調整されます。
関節炎・炎症
光は副腎でのコルチコステロイド分泌を活性化し、抗炎症作用を示します。その結果、関節炎や腰背部・関節の炎症・疼痛緩和に寄与します。
血糖管理
光によるグルココルチコイド刺激は副腎が血糖を調整するのを助け、糖尿病や低血糖の方の血糖代謝を安定させます。
