プロザックの代替としての自然療法とハーブ活用ガイド
レイ・モイニハンとアラン・カッセルズの著書『Selling Sickness』によると、抗うつ薬の売上は200億ドルを超えている。プロザックは選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)に属し、幻覚、攻撃性、性機能障害、吐き気、頭痛、不眠や眠気、下痢などの副作用が報告されている(Phyllis Balch, C.N.C.『Prescription for Herbal Healing』)。
ハーブ療法
- イチョウ:特に高血圧薬を服用している高齢者のうつ症状緩和に効果があるとされる。
- カヴァ:うつと不安の改善に用いられる。
- セイヨウオトギリソウ(St. John’s wort):うつ、緊張、疲労の緩和に役立つ。
栄養補助食品
- ビタミンC:1日3〜4回、500 mgを摂取し、アミノ酸を気分向上の神経伝達物質に変換するのを助ける。
- B群ビタミン:適切な用量で摂取。
- ビタミンD:季節性情動障害(SAD)対策として、1日1,000〜3,000 IUを推奨。
- マグネシウム:1日200〜400 mgで不安や興奮を抑え、カルシウム吸収を助けて気分と心臓機能を安定させる。
- 必須脂肪酸:1日1,000 mgを1日3回、DHAとEPAを含む魚油などから摂取。
- フェニルアラニン:L型とD型の両方を含むものを使用し、気分を高める2つの物質に変換される必須アミノ酸。
特殊サプリメント
- SAM‑e:欧州で長年うつ治療に使用されており、1回200〜400 mgを1日4回まで摂取できる。
- 5‑HTP:体内でセロトニン合成に使われ、うつ・不安・パニック・緊張の緩和に有効。ビタミンB6と併せて、25〜100 mgと共に摂取することを推奨。
エッセンシャルオイル
- ジャスミン、グレープフルーツ、ベルガモット、シナモン、マンダリン、ペパーミントのディフューズは、気分を高める効果があると報告されている。
運動
- 週3回、15〜30分の運動でエンドルフィンが分泌され、うつ症状の軽減が期待できる。
注意点
- SSRIは服用中止後も4〜6週間効果が残り、MAO阻害薬や一部ハーブ(例:セイヨウオトギリソウ)と危険な相互作用を起こす可能性がある。
- 5‑HTPは抗うつ薬と併用しないこと。
- MAO阻害薬使用者や高血圧の人はL‑チロシンを避ける。
- SAM‑eは精神活性薬や抗うつ薬、双極性障害の人は使用しない。
