ビタミンB12注射の副作用とは

ビタミンB12注射(シアノコバラミンやヒドロキソコバラミン)は、欠乏症の治療や慢性疾患でビタミンの必要量が増える患者に用いられます。経口摂取では副作用がほとんどありませんが、注射に対しては稀に以下のような反応が報告されています。

軽度の副作用

  • 注射部位の一時的な痛みや温感。
  • 不安感や緊張感。

症状が長引く場合は医師または薬剤師に相談してください。

ベンジルアルコールに対する反応

新生児にベンジルアルコールを防腐剤として含むB12注射を投与すると、心拍数の低下、血圧低下、呼吸困難などの重篤な症状が出ることがあります。低体重児ではリスクがさらに高まります。ベンジルアルコール不使用の製剤を選択することが推奨されます。

アレルギー反応

稀に呼吸困難、胸痛、舌・喉・唇・顔の腫れなどのアレルギー症状が現れます。これは合成されたシアノコバラミンやヒドロキシコバラミンが原因と考えられます。経口サプリメントへの切り替えが安全です。

レーバー病(遺伝性視神経萎縮)への影響

レーバー病は視神経が徐々に萎縮し視力が低下する遺伝性疾患です。B12注射は神経萎縮を加速させ、視力低下を早める可能性があります。

ロザケア(酒さ)との関連

高用量(1,000µg以上)のB12注射は稀に「ロザケア・コンゴルバタ」と呼ばれる重症の酒さを誘発することがあります。皮膚に発疹やじんましんが出ることも報告されています。

上記のような症状が疑われる場合は、速やかに医療機関で評価を受けることが重要です。

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