使用方法

外耳の感染症に対しては、3%過酸化水素溶液を使用します。各耳に小さじ1〜2杯(約5〜10ml)を注ぎ、泡が止まるまで15〜20分保持します。正しく使用すれば、耳内の寄生虫や細菌を除去できます。

過酸化水素の利点

  • 発泡反応により、耳道の汚れや組織を浮かせて除去でき、手の届きにくい部分も清掃できます。
  • 異物(土や虫など)が耳に詰まった場合も、泡がそれらを浮かせて排出し、感染予防につながります。
  • 耳垢の除去にも有効で、外耳感染症の治療を助けます。

使用タイミング

耳の感染の重症度に応じて使用します。膿瘍や腫瘍ができた場合は、まず医師に排膿してもらい、感染部位の死んだ組織や汚れを除去する目的で過酸化水素を使用します。

中耳感染の場合

感染が鼓膜に近い、または中耳炎が疑われる場合は、抗生物質が必要です。過酸化水素による自己治療は避け、必ず医師に相談してください。

注意事項

  • 鼓膜が穿孔していない外耳感染に限り使用してください。鼓膜に近い感染に過酸化水素を使用すると、聴力障害のリスクがあります。
  • 耳垢除去の際に鼓膜が穿孔していると、疼痛や中耳への浸入で乳様突起炎(乳様骨炎)を引き起こす可能性があります。