多発性骨髄腫の自然療法ガイド
多発性骨髄腫は最も一般的な骨のがんで、B細胞(抗体を産生する免疫細胞)を作る組織が障害されるため、感染症にかかりやすくなります。自然療法は標準治療の代替ではなく、併用することで治療効果を高め、副作用を和らげることが期待できます。サプリメントやハーブを使用する際は必ず主治医に相談してください。
ハーブ療法
インターフェロン産生を促すハーブ
バラエキシ(ツボクサ):筋肉痙攣の予防やステロイド副作用の軽減に役立ちます。漢方薬局で作られたお茶として、または1日300 mgの錠剤で摂取できます。
レントナン:ナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化し、がん細胞の破壊を助けます。医療従事者による筋肉注射で投与されます。
シベリア人参:レントナンと相性が良く、B細胞の産生を刺激します。注射を受けない場合でも、エキスを1/4カップの水に溶かして服用すると効果があります。
免疫システムを刺激するハーブ
アストラガルス:白血球数を回復させます。1日3回、1,000 mgをカプセルで摂取。
舞茸(マイタケ):腫瘍形成を抑制します。食前に1日3回、2,000 mgを摂取。
スカレリウム:古くから中国医学でウイルスや細菌に対抗する薬として使われており、感染リスクが高い多発性骨髄腫患者に有用です。1日3回、2,000 mgを摂取。
注意点:シベリア人参は前立腺がんや自己免疫疾患(全身性エリテマトーデス、関節リウマチ)を持つ方は使用しないでください。アストラガルスは発熱や皮膚感染がある場合は避けてください。スカレリウムは下痢があるときは使用しないでください。
その他の提案
中国の処方「オフィオポゴニス湯」は、化学療法や放射線治療で起こる口腔乾燥を緩和し、ステロイド系薬剤の効果を高めます。ただし、発熱がある場合は使用しないでください。
毎日20分程度の日光浴を心がけましょう。日光は皮膚でビタミンDを生成し、骨細胞の増殖を抑制します。サプリメントによるビタミンD摂取は、がんに伴う骨からのカルシウム放出を促進し、逆効果になることがあります。
