ピッタ体質向けアーユルヴェーダフェイシャルのやり方

アーユルヴェーダはサンスクリット語で「生命の科学」を意味し、ヨガの姉妹と呼ばれます。個人の中にある五大元素(空間・空気・火・水・土)を調和させることで、世界全体のバランスを目指す伝統医学です。ピッタ体質の人は体内に火のエネルギーが過剰になりやすく、野心的・攻撃的な性格や、赤毛・筋肉質な体型・にきびといった肌トラブルが現れやすいと言われています。ピッタの炎を鎮め、肌を落ち着かせるために、タイプに合わせたアーユルヴェーダのフェイシャルを週に一度行いましょう。

必要なもの

  • オートミール粉(燕麦粉)
  • 大麦粉
  • オレンジの皮の粉末
  • レモンの皮の粉末
  • アプリコット核(アプリコットの種)
  • ヨーグルト
  • バナナ(熟したもの)
  • 柔らかい洗顔クロス(タオル)

手順

  1. 優しい洗浄料で顔を洗う

    Dr. Bronner’sのカスティール石鹸など、油分が残りすぎないマイルドな石鹸を選びましょう。ピッタ体質は乾燥しにくいですが、アーユルヴェーダは「バランス」を重視します。ベンゾイル過酸化物やサリチル酸などの化学成分が多いニキビ用製品は皮脂を過剰に取り除き、逆に皮脂分泌を促してしまうため避けます。敏感肌の場合はヨーグルトを使うと、冷却効果でピッタの火を和らげてくれます。

  2. 顔を濡らし、円を描くように洗う

    石鹸またはヨーグルトを指先に取り、顎から始めて上向き・外向きに小さな円を描きながら60秒間マッサージします。深呼吸を意識し、心が走り回らないようにしましょう。洗い終わったらぬるま湯で洗い流し、自然乾燥させます。

  3. 温かいタオルで蒸し効果を調整

    通常のフェイシャルでは蒸しが重要ですが、ピッタ体質は熱に敏感です。タオルを熱めのお湯で濡らし、手で触って温かさを確認したら軽く絞ります。そのタオルを顔に乗せ、熱が落ち着くまでリラックスして横になります。心が落ち着かないときは、無理に抑えつけず「今、走っている」ことを認識しましょう。

  4. スクラブを作り、やさしくマッサージ

    ヨーグルト、バーリーフラワー(大麦粉)、オートミール粉、アプリコット核、レモン皮粉、オレンジ皮粉を同量ずつ混ぜます(材料は「リソース」セクション参照)。指先でステップ1と同様に円を描くように顔全体に塗り、やさしくマッサージします。強くこすりすぎると皮脂が刺激され、にきびが悪化します。

  5. バナナマスクで栄養補給

    熟したバナナを潰してペーストにし、顔全体に広げます。背中を床につけ、足を少し高く上げた姿勢で10〜15分間横たわります。呼吸に意識を向け、心がさまようたびに優しく呼吸へ戻しましょう。時間が経ったらぬるま湯で優しく洗い流し、まだ湿っているうちに次のステップへ。

  6. 保湿

    グレープシードオイルとオリーブオイルを1:1で混ぜ、好みでラベンダー、サンダルウッド、イランイランなどピッタ向きのエッセンシャルオイルを数滴加えます。小さじ1程度のオイルに数滴の水を加えて軽く伸ばし、顔全体に塗ります。そのまま自然乾燥させて完了です。

  7. 瞑想で心を落ち着かせる

    床に座るか椅子に腰掛け、背筋を伸ばして目を閉じます。呼吸のリズムに意識を向け、5分以上続けます。ピッタの心は活動的で雑音が入りやすいので、思考が漂ったら「今、心がさまよっている」と認め、優しく呼吸へ戻すだけで十分です。自分を責めないことが大切です。

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