アダプトゲンの組み合わせ方

はじめに

アダプトゲンは、ストレス・不安・疲労に対する身体の抵抗力を高めるハーブです。内分泌ホルモンのバランスを整え、免疫機能を調整する独自の働きを持ち、過剰に働いているシステムを抑制したり、弱っているシステムを活性化したりすることで、全身のバランスを取ります。精神的・肉体的なストレスが増えている、あるいはパフォーマンスや持久力を向上させたいと考える方は、アダプトゲンのサプリメントを検討してみると良いでしょう。

手順

  1. ステップ 1: アダプトゲンを調査し、1〜2種類を選ぶ

    全てのアダプトゲンは免疫調整とストレス緩和に効果がありますが、特定の分野で特に有効なものがあります。例として、リシウム(ゴジベリー)は視力改善や腸内善玉菌の増殖に役立ち、化学療法や放射線治療の効果を高めることが報告されています。睡眠改善にはアメリカ人参、アシュワガンダ、エレウテロ、ロディオラ、シベリアンジンセンが推奨されます。肝臓障害がある場合は、シベリアンジンセン、甘草、グドゥチ、レイシが肝保護作用を持ちます。

  2. ステップ 2: 推奨摂取量を毎日続ける(最低2週間)

    選んだアダプトゲンを空腹時に摂取し、気分や体調の変化を注意深く観察します。ロディオラは朝に、ホーリーバジル、エレウテロ、シベリアンジンセン、ジンセン、アストラガルスは昼間に、コルディセプス、レイシ、アシュワガンダ、ホーリーバジルやジャオグランの茶は昼夜問わず摂取できます。2週間経過しても変化が見られなければ、数日中止して再評価してください。

  3. ステップ 3: サイクルを設ける

    ロシアの伝統的使用法では、3週間摂取→1週間休止といったサイクルが推奨されています。メイヨークリニックはジンセンを2〜3週間摂取した後、1〜2週間の休止を勧めています。ロディオラは6週間以上連続で使用しない方が良いとされ、6週間を超えると効果が減衰する報告があります。異なるアダプトゲンを交互に使用することで、プラトー現象を防げます。例として、ロディオラはドーパミン・セロトニンに作用し、ジンセンは副腎ホルモンの分泌を促し、アシュワガンダはGABA・アセチルコリンに働きかけます。

  4. ステップ 4: 自分に合った組み合わせを見つける

    体質や目的は時間とともに変化します。複数のハーブを同時に導入すると、どのハーブがどの効果をもたらしたか判別できなくなるため、1回に1種類ずつ追加・削除し、最低2週間様子を見ることが重要です。記録を取って変化を比較しましょう。

まとめ

アダプトゲンは個々の体質や目的に合わせて選び、適切なタイミングとサイクルで摂取することで、ストレス耐性や体調のバランスを向上させます。上記の手順を参考に、まずは少量から試し、体の反応を観察しながら最適な組み合わせを見つけてください。

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