オレンジ種子油の物理・化学的特性
オレンジ種子油は、Citrus aurantium dulcis(スイートオレンジ)の種子から抽出され、主に化粧品やパーソナルケア製品に利用されています。南米やアフリカ産のオレンジのうち、食用に適さないものや廃棄されるものが原料となることが多く、資源の有効活用にも貢献しています。
感覚的特性
色は淡い黄色で、やや甘い香りがありますが、味はほとんどありません。
脂肪酸組成
主な脂肪酸はパルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸で、微量のリノール酸も含まれます。リノール酸は人体が合成できない必須脂肪酸の一つで、さまざまなスキンケア製品の基礎成分として有用です。
化学的性質
- pH:3.69
- 屈折率:1.47(77°F)
- 比重:0.920(59°F)
温度特性
- 凍結しませんが、約-12°C(10°F)で固まり、-20°C(-4°F)でゲル化します。
- 300°F(約149°C)で煙が出始め、343°F(約173°C)で発火します。
