5-HTPの皮膚に現れる副作用

5-HTP(5-ヒドロキシトリプトファン)は体内で自然に生成される化学物質で、セロトニンの前駆体です。西部・中央アフリカ産のグリフォニア・シンプリシフォリアという植物から抽出したサプリメントとしても販売されていますが、皮膚に現れる副作用が報告されています。

好酸球性筋痛症候群(Eosinophilic Myalgia Syndrome)

5-HTP自体が好酸球性筋痛症候群(EMS)の原因であると証明されてはいませんが、EMSは5-HTPの不純物である合成前駆体L-トリプトファンに関連付けられています。皮膚症状としては、過度のあざ、赤い斑点、ぶつぶつした小さな水疱、腫れが現れることがあります。

発疹・蕁麻疹

5-HTPに対するアレルギー反応として、蕁麻疹や発疹が起こることがあります。これはサプリの原料となる植物(グリフォニア・シンプリシフォリア)へのアレルギーが原因である可能性が高いです。かゆみ、腫れ、呼吸困難を伴うこともあります。

セロトニン症候群

体内で5-HTPはセロトニンに変換されますが、サプリで過剰に摂取するとセロトニンが過剰になり、セロトニン症候群を引き起こすことがあります。皮膚症状としては鳥肌が見られます。重篤な場合は震え、痙攣、発熱、意識障害など全身症状が現れます。

薬物相互作用

5-HTPは特定の薬剤と併用すると皮膚に異常が出ることがあります。たとえば、パーキンソン病治療薬のカルビドパと併用すると皮膚が厚く硬くなり、硬皮症様の炎症が起こります。また、イミトレックス、マキサルト、アメルジ、ゾミグなどの偏頭痛薬と組み合わせるとセロトニン症候群のリスクが高まります。5-HTPを服用する際は医師や薬剤師に必ず相談し、処方薬と併用する場合はその旨を伝えてください。

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