風邪の代替療法と鼻汁(後鼻漏)の対処法
休息と水分補給
休息と十分な水分は、風邪の代替療法の基本です。体を横にして安静にできない場合は、できるだけ身体活動を控えましょう。水やビタミンCを多く含むフレッシュジュース(オレンジ、グレープフルーツなど)をたくさん飲むことが推奨されます。米国国立科学アカデミーの栄養委員会は、ビタミンCの安全な上限を1日2000 mgと定めています。
また、マリランド大学医療センターは、昔からの民間療法であるチキンスープが、温かい液体と水分補給により症状緩和に役立つ可能性があると述べています。高血圧の方は、塩分を控えた低ナトリウムのスープを選びましょう。
エキナセアと亜鉛
ボストンのベス・イスラエル・ディーコネス医療センターによると、エキナセアの風邪に対する効果は研究結果がまちまちですが、以下の用量で1日3回摂取できます。
- アルコールチンキ 3〜4 ml
- エキナセアジュース 2〜3 ml
- エキナセア粉末抽出物 300 mg
- 乾燥根全体 1〜2 g
同センターは、亜鉛も風邪の症状緩和に有効とし、次の点に注意するよう勧めています。
- 使用期間は2週間以内に限ること。
- クエン酸や酒石酸を含むロゼンジは避ける(吸収が低下するため)。
- ロゼンジは13〜23 mgを2時間ごとに、症状が出始めたら開始し、症状が消えるまで続ける。
鼻汁(後鼻漏)への代替治療
風邪やアレルギーで余分な粘液が喉の奥に流れ落ちる状態を後鼻漏と呼びます。主な代替療法は以下の通りです。
- 生理食塩水で鼻腔を洗浄する。ネットポットや鼻洗浄器を使い、薬局やオンラインで入手可能。
- 粘液を薄めるために乳製品の摂取を控える。
- 温かい飲み物で水分と熱を補給し、粘液の粘度を下げる。
- 温塩水でうがいをする。ドゥーグラス・ホフマン医師は、うがいが鼻粘液に含まれる刺激物や汚染物質を除去し、喉の炎症を和らげる可能性があると指摘。ただし、塩分が強すぎると喉の粘膜が乾燥し痛みが増すので注意。
