高カリウム血症のハーブ治療法
高カリウム血症は血中のカリウムが過剰になる危険な状態です。腎臓疾患が主な原因のひとつです。症状が疑われる場合は直ちに119番へ連絡し、救急医療を受けてください。治療は薬物投与や必要に応じて透析が行われます。状態が安定したら、食事の見直しやハーブ療法を検討できます。
甘草(リコリス)の使用
ハーブ療法を検討する際は必ず主治医と相談してください。メリーランド大学医療センター(UMMC)が推奨する唯一のハーブは「本物の甘草」(学名 Glycyrrhiza glabra)です。ただし、高血圧や心不全の患者は使用できません。甘草はサプリメント、ティー、粉末、チンキなどさまざまな形で入手できます。ティーで摂取する場合は、1カップの湯に小さじ1杯までの甘草を入れ、1日最大4杯まで飲んでください。
医師は甘草服用中に血中カリウム濃度を定期的にチェックし、副作用の有無も確認します。血中カリウムが正常範囲に戻ったと判断されたら、甘草の使用は中止してください。
避けるべきハーブ
以下のハーブはカリウムを増加させる可能性があるため、摂取を避けてください。ハーブティーや混合サプリメントを使用する際は、成分表示を必ず確認しましょう。
- イラクサ(Urtica dioica)
- タンポポ(Taraxacum officinale)
- アルファルファ(Medicago sativa)
- シダ(Equisetum arvense)
また、国立補完代替医療センター(NCCIH)によると、モリンバ(モリンダ・シトリフォラ)として販売されるノニジュースはカリウムを多く含むため、高カリウム血症の方は使用しないでください。
