白斑におすすめの薬剤とクリームはどれ?

タクロリムス(エリデル、プロトピック)

タクロリムスは局所用カルシニューリン阻害薬(TCI)で、白斑の発症に関与するT細胞の活性を抑制します。1日2回塗布し、効果が現れるまで数か月かかることがあります。一般的に耐容性は良好ですが、塗布部位に刺激感や灼熱感が生じることがあります。

ピメクロリムス(エリデル)

ピメクロリムスもタクロリムスと同様の局所用TCIで、1日2回の塗布が推奨されます。効果が見えるまで数か月要します。皮膚刺激や灼熱感が起こることがありますが、耐容性は概ね良好です。

ステロイド外用薬

炎症を抑えるステロイドは、クリーム、軟膏、ジェル、ローションなど様々な剤形で使用できます。通常は1日2回塗布し、数週間から数か月で効果が期待されます。白斑に用いられる代表的なステロイドはクロベタゾール、フルオシノロン、ヒドロコルチゾンなどです。

カルシポトリエン(ドボネックス)

ビタミンD3の合成誘導体であるカルシポトリエンは、皮膚細胞の増殖と分化を調整します。1日2回塗布し、効果が現れるまで数か月かかります。使用時は皮膚の刺激、乾燥、かゆみが起こることがあります。

メトキシサレーン併用UVA(PUVA)療法

メトキシサレーン(オクソラレン)を経口投与し、その後UVA光を照射することで色素細胞の再活性化を促します。週2〜3回、数か月にわたって実施します。副作用として吐き気、嘔吐、日焼け様反応、皮膚がんのリスク上昇が報告されています。

エキシマーレーザー療法

紫外線B(UVB)を集中的に照射するエキシマーレーザーは、白斑部位だけを狙って治療できます。週2〜3回、数か月継続することが一般的です。皮膚の紅斑、腫脹、水疱などが副作用として現れることがあります。

外科的治療

外科的アプローチとしては、皮膚移植とメラノサイト移植があります。皮膚移植は健康な部位から皮膚を採取し、白斑部位に移す方法です。メラノサイト移植は、色素細胞を健康な皮膚から採取し、白斑部位に移植します。これらは他の治療が効果を示さない場合や適応外の場合に検討されます。

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