ロペラミドの用途とは?

ロペラミドとは

ロペラミドは抗下痢薬で、腸管筋の蠕動を抑制し、水分の再吸収を促進して便の回数と液状度を減少させます。国や製剤により市販薬または処方薬として利用され、世界的にImodium、Altacel、Arret、Diarexなどのブランド名で販売されています。

主な使用目的

  • 急性下痢:感染性胃腸炎(いわゆる胃腸風邪)や食中毒などによる急性下痢の便通回数を減らし、便の固さを改善します。
  • 慢性下痢:過敏性腸症候群(IBS)などの慢性下痢の症状緩和に使用されます。
  • 旅行者下痢:渡航先での細菌や食水の違いによる下痢の予防・治療に有効です。

用量と投与方法

年齢、健康状態、製剤により異なるため、医師または薬剤師の指示に従ってください。

成人(18歳以上)

急性下痢の初回の水様便後に4 mgを服用し、以降は水様便ごとに2 mgを服用します。1日の最大投与量は通常16 mgですが、個人の反応や既往歴に応じて調整されます。

小児(6歳以上)

体重10 kg(22 lb)あたり1 mgを初回の水様便後に服用し、以降は体重1 kgあたり0.1 mgを水様便ごとに服用します。1日の最大投与量は体重1 kgあたり2 mg、ただし8 mgを超えないようにします。

注意点と留意事項

  • 血便がある場合は使用しないでください。重篤な基礎疾患が疑われます。
  • 肝臓または腎臓に疾患がある方は医師に相談の上使用してください。
  • 便秘の状態で使用すると症状が悪化する恐れがあります。
  • 抗生物質や抗真菌薬などとの相互作用があるため、服用中の薬は必ず医療従事者に伝えてください。
  • 副作用として便秘、めまい、倦怠感、腹痛などが現れることがあります。異常を感じたら医師に相談してください。

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