ロイヤルゼリーのリスクと注意点
ロイヤルゼリーは働き蜂が分泌し、女王蜂の発育を促すための物質です。すべての幼虫の餌であり、女王になる個体の唯一の餌でもあります。一部の代替医療家は肝腎疾患や関節リウマチの治療に効果があると主張していますが、最大の危険は重篤なアレルギー反応です。
ミツバチアレルギー
ミツバチの毒や花粉、蜂蜜にアレルギーがある人は、ロイヤルゼリーに対しても気管支痙攣、喘息、発疹、蕁麻疹、最悪の場合はアナフィラキシーショックを起こすことがあります。
花粉アレルギー
特定の植物花粉にアレルギーがある人も、ロイヤルゼリーで重篤な反応を示すことがあります。たとえば、ロイヤルゼリーにセイタカアワダチソウ(ラグウィード)の花粉が混入していることがあります。
喘息患者へのリスク
喘息を持つ人はロイヤルゼリーで重篤な症状が出ることが報告されており、死亡例も確認されています(下記参照)。
汚染の可能性
1995年に米国モンタナ州の企業が鉛汚染のロイヤルゼリー/蜂花粉サプリメントを回収した事例があります。2003年と2008年にもオーストラリアで回収が行われ、2008年には中国から輸入されたクロラムフェニコール汚染製品がオーストラリア製と偽って販売されていました。
高額な費用
ロイヤルゼリーは採取量が限られているため価格が高く、財布に大きな負担をかけます。しかも、臨床的な有効性は確認されていないため、費用に見合う効果が期待できません。
