癌(がん)について

癌の種類

癌は、発生した臓器や組織系統で分類されます。代表的な分類は以下の通りです。

  • 上皮がん(癌腫):皮膚や臓器の表面を覆う上皮から発生。例:肺がん、乳がん、胃がん、脳腫瘍など。
  • 肉腫:骨や筋肉など結合組織から発生。
  • 白血病:血液を作る組織(骨髄)から発生する血液がん。
  • リンパ腫・多発性骨髄腫:免疫系に関わるがん。
  • 中枢神経系がん:脳や脊髄に発生。

原因

がんの正確な原因は個々に特定できないことが多いですが、遺伝的要因、食生活、年齢、生活習慣、環境因子などがリスクを高めます。特に年齢は最も大きなリスク要因で、65歳以上で発症が多く見られます。タバコ、放射線、紫外線、化学物質(アスベストなど)、ヒトパピローマウイルス(子宮頸がんの原因)やその他のウイルス・細菌、偏った食事もリスク要因です。

主な症状

がんの症状は発生部位や進行度によって異なりますが、代表的なものは以下です。

  • 皮膚のほくろや斑点の形・色の変化
  • 体のどこかにしこりや肥厚ができる
  • 消化パターンの変化、血便など
  • 原因不明の体重減少または増加、倦怠感
  • 異常な出血

これらの症状が見られたら、速やかに医師に相談してください。

予防・対策

がんの原因が完全には分からないため、予防は難しい面がありますが、リスク要因を減らすことは有効です。例えば、タバコの使用をやめる、化学物質への曝露を避ける、適切な日焼け止めで紫外線から肌を守るなどが挙げられます。

疫学・留意点

米国癌協会によると、米国で最も多いがんは非黒色腫皮膚がん、乳がん、大腸がん、肺がん、前立腺がんです。非黒色腫皮膚がんは発生件数が最も多い一方で致死率は低く、診断された100万人あたり約1,000件が死亡します。国立がん研究所(NCI)は、50歳から70歳の男性の20%、女性の15%が何らかのがんを発症すると推計しています。

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