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膵臓がんの予防と治療

膵臓がんは、胃の後ろに位置する膵臓に発生する悪性腫瘍です。膵臓はインスリンなどのホルモンや、食物の消化を助ける酵素を分泌します。黄疸、背部や腹部の痛み、倦怠感、体重減少などが主な症状で、早期に診断することが難しいとされています。

手術

がんが膵臓内に限局している場合に限り、手術が選択肢となります。

膵頭十二指腸切除術(ウィップル手術):膵臓の頭部にがんがある場合に、膵臓の一部や胃・小腸・胆嚢・胆管などを一緒に切除します。

遠位膵切除術:膵臓の尾部や本体にがんがある場合に、膵臓の一部とともに脾臓を切除することがあります。

その他、胃全摘術や肝部分切除、凍結療法(クリオアブレーション)などが適応されることがあります。

化学療法・放射線療法

がんが局所進行または転移している場合、化学療法が中心となります。代表的な薬剤には、ジェムシタビン、エルロチニブ、カペシタビンなどがあります。これらは経口または静脈注射で投与され、がん細胞の増殖を抑制します。

局所進行例では、化学療法と併用して放射線療法が行われることがあります。放射線療法は外部ビーム放射線と体内照射(ブラキセラピー)の2種類があり、疼痛緩和や胆管・小腸の閉塞による症状改善にも用いられます。

予防

膵臓がんのリスクを高める要因として、喫煙、肥満・過体重、家族歴や遺伝子変異、70代・80代の高齢、そして黒人の方が挙げられます。リスク低減のための具体的な対策は次の通りです。

  • 喫煙は禁煙し、ニコチンガム、パッチ、処方薬などで禁煙を支援する。
  • 適正体重を維持するため、野菜・果物・全粒穀物を中心としたバランスの良い食事を心がけ、週に1〜2ポンド(約0.5〜1kg)の減量を目指す。
  • 有酸素運動(ウォーキング、スイミング、サイクリングなど)を、最初は1日20分を隔日で行い、最終的に週5日、30分以上に増やす。

早期発見が難しいため、リスク要因を把握し、生活習慣の改善に努めることが重要です。

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