ADHDの症状を和らげる栄養ガイド
食事は生活のほぼすべてに影響を与えますが、ADHDも例外ではありません。特定の食事がADHDの原因になるという証拠はなく、食事だけで治すことはできません。しかし、子どもも大人も特定の食品や添加物に過敏になりやすいことが分かっています。問題となる食品を特定し、除去することで症状の軽減が期待できます。たとえ症状が完全に消えなくても、健康的な食事に害はありません。
トリガー食品の除去
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まずは2週間の「デトックス」期間で、疑わしい食品をすべて除去します。この期間はかなり制限的です。牛乳をはじめとするすべての乳製品をやめ、代わりにアーモンドミルクや米ミルクを使用します。フルーツジュース、炭酸飲料、カフェインも除外します。
糖分は90%以上減らすことを目指し、食品ラベルの「-ose」で終わる成分はすべて糖類とみなして避けます。加工食品全般、人工甘味料(例:ヌトラスイート)、保存料、人工着色料や香料も排除します。揚げ物は90%以上削減し、加工肉やMSGも除去します。この2週間はできるだけ自然に近い形の食品を摂り、化学添加物を排除することが目的です。
推奨する食事
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1日あたり7〜10杯の水を飲み、果物と野菜をたっぷり摂ります。オメガ3脂肪酸が豊富な亜麻仁油やツボクサ油、ボラジオイル、魚油などをサラダドレッシングや料理に加え、1日大さじ1杯程度を目安にします。食事の炭水化物とたんぱく質のバランスを意識し、炭水化物が多すぎる食事は避けます。朝食はたんぱく質60%、炭水化物40%の比率にし、残りの食事はたんぱく質50%、炭水化物50%を目指します。
可能であれば有機栽培の食品を選びます。認証有機製品は農薬・除草剤・殺菌剤を使用せず、厳格な基準をクリアしています。小規模農家でも同様の方法で栽培していることが多いので、夏季の直売所やファーマーズマーケットで確認すると良いでしょう。
除去した食品の再導入
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制限期間が終了したら、最低2週間の間隔を置いて1つずつ食品を戻します。1つの食品を追加したら、2〜3日間は他の新しい食品を加えません。その食品を数食分摂取し、体に変化が出ないか観察します。皮膚に赤い斑点やじんましんが現れた場合や、感情・行動に急な変化(癇癪や怒りの爆発など)が見られた場合は、その食品を再度除去し、症状が収まるか確認します。この手順を繰り返すことで、どの食品がADHDのトリガーになるかを効率的に判別できます。
