関節リウマチの血液検査をわかりやすく解説

他の関節炎とは異なり、関節リウマチを調べるための特異的な血液検査があります。この検査は、全身に左右対称の関節痛と併せて、関節リウマチの有無を示します。

識別

関節リウマチの診断に用いられる血液検査は、リウマチ因子(RF)抗体を測定します。Medline Plusによると、RF抗体は関節リウマチ患者で高値になる傾向があります。

正常範囲

RF抗体が正常とされる値は、40〜60 U/mL未満、または1:80未満の滴度です(滴度は血中抗体濃度を示します)。

異常範囲

RF抗体が60 U/mL以上、または1:80以上の滴度を示す場合、関節リウマチの可能性があります。ただし、基準値は検査施設によって異なるため、結果の解釈は必ず医師に相談してください。

留意点

RF抗体が高値でも関節リウマチでないことがあります。逆に、関節リウマチ患者でもRF抗体が正常範囲に収まることがあります。

可能性

もう一つの血液検査である抗シトルリン化ペプチド抗体(anti‑CCP)検査は、関節リウマチの診断精度が高いとされています。Merck Manualsによると、関節リウマチ患者の96%がanti‑CCP抗体陽性です。

その他の検査

関節リウマチの評価や経過観察に用いられることのある検査として、赤血球沈降速度(ESR)検査、C反応性タンパク(CRP)検査、貧血の有無を調べる血算がありますが、これらはリウマチ特異的ではありません。

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