慢性腰痛に対する硬膜外ステロイド注射
硬膜外ステロイド注射は、慢性腰痛に対する有用だが一時的な治療法です。疼痛緩和だけでなく、脊椎の可動域を改善し、他の腰痛治療の効果を高めることも期待できます。
対象
- ステロイド注射は、背骨の周囲の硬膜外腔にコルチゾンを注入し、腰痛を緩和する治療です。
作用機序
- 医師は、診察やMRIで疼痛の原因となる神経を特定し、透視装置(フルオロスコピー)で針を硬膜外腔に正確に挿入、コルチゾンを投与します。炎症が抑えられ、神経の圧迫が緩和されることで痛みが軽減します。
手順
- 硬膜外注射は外来で行われ、所要時間は約20分です。患者はX線テーブルに横たわり、局所麻酔で注射部位を麻酔した後、透視装置で針の位置を確認しながら注入します。
回復
- 注射後は30〜60分間観察されます。稀に腕や脚に一時的なしびれが数時間続くことがあります。
痛みの緩和
- 通常、注射後24〜48時間で疼痛が緩和し始め、注射部位の痛みが数日間続くことがあります。
効果の持続期間
- 個人差はありますが、硬膜外ステロイド注射の効果は数週間から数か月程度が一般的です。一部の患者は長期的な緩和を報告しています。
